【2025年回顧録①】「安定」を手放した私が、再び「社員」という道を選んだ理由と葛藤
みなさまお久しぶりです。
気がつけば、カレンダーは2026年2月になっていました💦
2025年4月17日に開業届を出し、「39歳独身女性の起業は成功するのか?」という挑戦を始めた昨年。約1年経ち現在は40歳に。
現実は想像以上に厳しく、日々の仕事と慣れない起業準備、そして生活を支えるためのお金の工面に追われ、ブログを更新する余裕すら持てないまま1年が過ぎてしまいました。
ですが今、ようやく初めての確定申告を無事に終え、一息つくことができています。この1年、私がどのような道を歩んできたのか、少しずつ振り返っていきたいと思います。
■ 生活を支えるための「3足のわらじ」と現実
開業したての昨年、私の生活基盤を支えていたのは保健師としてのスキルでした。
5月の住民税通知に始まり、6月の高い国民健康保険料を受けての減免申請、といった「お金の壁」を乗り越えるため、必死に働かなければなりませんでした。
当時は、「業務委託1社」と「派遣2社」の計3箇所で仕事を掛け持ちする日々。 4月に「安定よりも、自分の道を選ぶ」と決意し、大切な人からの反対を押し切ってまで踏み出した道でしたが、現実は「もうすでにしんどい」と吐露してしまうほど、経済的な不安が常に隣り合わせでした。
■ 訪れた転機と、拭えない「葛藤」
そんな必死の毎日を送っていた8月のこと。お世話になっていた仕事先の一つから、「10月から契約社員として働かないか?」というオファーをいただきました。
しかも、仕事はリモートワーク。自宅から出ずにすみ、通勤も不要となります。
仕事ぶりを見て、私のことを評価してくれた人がいるということが嬉しかった反面、激しい葛藤もありました。
「一度は安定を捨てて、自分の足で立つと決めたのに、また雇用される側に戻るのか?」
自ら選んだはずの自由を手放すような、後戻りするような感覚に、心が激しく揺れました。
しかし、立ち止まって考えたとき、突きつけられたのは「生活をするための最低限の金銭面の安定」が今の自分にはどうしても必要だという現実でした。
夢を追い続けるためにも、まずは足元を固めなければならない。
その実感が、私を面接の場へと向かわせました。
そしてもう一つ、私の背中を押したのは、いつもそばで見守ってくれる友人の存在でした。「あなたの夢が叶いやすくなる道だと思う。あなたの選択を、いつも応援する。」
友人の支えもあり、”今どの選択をするべきか?”を冷静に判断することができ、迷っていた心が定まりました。
■ 採用面接を経て、新しい働き方へ
その後、正式に採用面接というステップを経て、契約社員としての採用が決まりました。
この決断にあたり、それまで並行していた2社の派遣の仕事も調整を行い、10月からは「社員」としての仕事一本に絞ることにしました。
3つの現場を掛け持ちしていた慌ただしい日々から、一つの場所にしかも通勤なしで腰を据えて働く形へと、働き方を整理したのです。
こうして、社員としての安定した基盤を持ちながら、ハンドメイド作家としての活動を並行する「新しいスタイル」が始まりました。
あの日、区役所に何度も足を運びながら、節約生活の中で低糖質チョコケーキを食べて自分を励ましていた私。その苦労も、揺れ動いた葛藤も、今の私を作る大切なプロセスだったのだと、確定申告を終えた今なら思えます。

