日本語の手話 続き
唐突に文章が終わってしまい、すみません。
早速、続きを。
1.日本手話とは?
日本手話
日本の手話には
日本語対応手話と日本手話があり、
日本語対応手話は、喋り言葉に手話を当てはめたものだとお話しました。
じゃぁ日本手話とは何なのか?
日本手話は、日本語とは全く違う文法の言語です。
ろう者にとっては日本手話を母語としている人もいるそうです。
例えば、名前を伝える時
例)あの子の名前はnamiと言います。
→指差し(あの子) 名前 何? 「なみ」。
と、表現します。
(動画がある方がわかりやすいかもしれませんが、今は載せ方がわからないので文章の表現で頑張ってみます。)
名前がわからなくて聞くための「何?」ではなく、今からあの子の名前を伝えますよ〜!、というタイミングで「何?」という単語を使います。
もう一つ例文。
例)今日は、手話をテーマにお話します。
→今日 テーマ 何? 手話。
といった感じです。
日本語ではあるけれど、使い方が違うし、英語ともちょっと違う。
初めは戸惑いますよね。
ですが、日本手話はこんな感じの文法がしょっちゅう出てきます。
2.手話を学ぶ上で私が感じる壁
日本手話は、とても大切な概念です。
私も今、日本語対応手話と日本手話のミックスされたものを学んでいます。
日本手話の方がろう者にとって自然な表現であることは多いです。
ただ、手話に精通している人の中には、
「日本語対応手話は手話じゃねぇ」
みたいな言い方をする人がいます。(少ないとは思うけど。)
これが、私が感じる壁です。
ちなみに、今私が通っている講座では、ろう者、聴者、の2人の先生がいて、
ろう者の先生曰く、
「どちらの手話も日本語の手話だから、どちらが良いとか悪いとかはない。僕もどちらも使っている。」
なんだそうです。
なので、私も手話をせっかく覚えようとしてくれている人が、
え?今学んでいる手話は間違っているの?という変な誤解を与えたくなくて、
日本語の手話
と呼ぶことにしました。
3.私が伝えたいこと
手話を学びたい!学び始めたばかりです!
という人に伝えたいのは、
手話って楽しいよ!
ってことです。
日本手話だって、日本語対応手話だって、日本の手話には変わらないし、
結局言語なんだから、伝わればいい。
聴者が話す日本語だって、伝わらないときは伝わらない。それと一緒。
伝えたい相手がいて、その相手に伝える手段を考えることが大事。それさえあればいいと私は思います。
YouTubeチャンネルを始めたこともあり、色んな手話YouTubeチャンネルを見てみましたが、日本手話思考の方もいるように感じています。
それはそれで一つの考え方ですので否定はしません。
でも、学び始めた人、興味ある人!ひるまないで!そのままぜひ続けてほしい!
というのが、私の伝えたいことです。